どうも、@NewsBank7です。
少し前から一部ユーザーの間でのみ利用できていた「自動広告」というアドセンスの機能が、先日正式に一般向けリリースされました。
「自動広告」機能では言葉の通り、あなたのサイトに自動でアドセンス広告を適切な場所に表示してくれるといったサービスです。
まだまだ正式リリースされてから日も浅いため、自動広告について分からないことだらけだと思います。
そこでここではアドセンスの「自動広告」について、基本的な使い方や注意事項など詳しく解説してみたいと思います。
[toc]自動広告とは
アドセンスの機能である自動広告の広告コードをサイトに設置することで、設置したサイトの構造やコンテンツをGoogleが分析し、最適な場所に最適な広告ユニットを適切な形で自動で設置してくれるのです。
自動広告のメリット
自動広告のメリットとしては
- 高品質なコンテンツの作成に専念できる
自動広告では広告の掲載と最適化が自動的に行われるため、手作業にかかる時間を節約できます。- 増収が見込める
レイアウト、コンテンツ、既存の Google 広告に基づいてページを分析し、新たな掲載場所を特定できます。- 使いやすい
掲載したい各ページに同じコードを 1 つずつ設置するだけで、自動広告を表示できます。残りの処理は自動的に行われます。
自動広告で使える広告ユニット

自動広告はアドセンスの様々な広告フォーマットに対応しており、どの広告ユニットを表示させるかを好みに合わせて設定することが可能です。
- テキスト広告とディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
- 関連コンテンツ
- アンカー広告
- モバイル全画面広告
自動広告でおすすめの設定
自動広告でどの広告を表示させるかの設定ですが、個人的には全ての広告フォーマットをオンにしておけばいいと思います。

ただオーバレイ広告の「アンカー広告」と「モバイル全画面広告」の2つは、サイトによってはユーザーが不快に感じてしまうかもしれないのでご注意ください。

自動広告は手動で設置したアドセンスと併用可

この自動広告の何が便利って、サイト上のアドセンス広告を検知できるので手動で設置したアドセンス広告との併用が可能なんです。
つまり手動でアドセンスを設置しながら自動広告をオンにしても、広告を設置する場所がダブったり広告数の過剰でポリシー違反になることは無いということです。
ただアドセンス以外の広告に関しては自動広告で検知できませんので、自動広告をオンにすることでサイトが広告過剰になる可能性があるのでご注意ください。
自動広告の収益効果は?使うべき?
自動広告ではサイトの構成やコンテンツ量を分析して適切な広告表示しているとの事ですが、そうは言ってもまだまだ始まったばかりなので精度もイマイチだと思います。
僕的には完全に自動広告に頼るのではなく、基本は手動でアドセンスを設置しながら自動広告も併用して収益を最大化する使い方がオススメです。
自動広告の表示例
このサイトのアドセンス広告の配置については、こちらの「アドセンスのクリック率(CTR)を倍増させるアドセンス配置を公開!平均CTR2%越えのオススメの設定がこれ!」で詳しく解説しています。
逆に言うと上記記事で書かれていないアドセンスについては、自動広告によって表示されているアドセンスとなります。
具体的に言うと、サイドバーに設置したプロフィールの下や

サイドバーに設置した新着記事リストの下に、自動でアドセンス広告が表示されています。

ちなみに・・・・
自動広告では関連コンテンツにも対応しているのですが、設定でオンにしているとまだ関連コンテンツが使えないサイトにも表示されるようになっていますヮ(゚д゚)ォ!

▶▶Googleアドセンスの関連コンテンツが使えるアクセス数(PV)は?利用条件や収益アップ効果を大解説!
自動広告の使い方
アドセンスの自動広告を使うには、普通のアドセンス広告と同様に広告コードを取得してサイトに設置することで使えるようになります。
詳しい導入方法を図解で解説してみたいと思います。
自動広告の広告コードを取得する
アドセンスの管理画面から「広告の設定」→「自動広告」を選択します。

始めて自動広告を使う場合は案内が表示されるので、「開始する」を選択します。

まず自動広告で表示させたい・させたくない広告フォーマを選択します。

以上の設定で自動広告のコードを取得することができました。表示される広告コードを設置したいサイトの<head>内に設置すれば完了です。

ページ単位の広告を設置していた場合は設置不要
この自動広告が始まる前は「ページ単位の広告」という機能があり、そこからアンカー広告と全画面広告を表示できる広告コードを取得することができました。
今回「ページ単位の広告」は「自動広告」に置き換わったので、以前からページ単位の広告を使っていた場合はわざわざコードを変更する必要はありません。
自動広告は、ページ単位の広告に置き換わるもので、さらに機能が拡充されています。サイトにページ単位の広告を掲載している場合、既存の設定はすでに自動広告に移行されています。
自動広告の設定をブログやURL別に変える方法
自動広告でどの広告フォーマットを表示させるかの設定は、サイトや記事毎に変更することが可能です。
例えばこの記事は短い記事なので記事内広告は表示させないなどの、サイトや記事に合わせたカスタマイズをすることが出来るのです。
新しいURLグループの作り方
アドセンスの管理画面から「広告の設定」→「自動広告」を選択してください。

続いて「新しいURLグループ」を選択します。

アドセンスに登録しているサイトが表示されるので、個別設定をしたいサイトを選択します。

記事単位で設定したい場合は、「URLを追加」を選択し、設定を変更したい記事のURLを入力すれば追加完了です。


続いてどの広告フォーマットを自動広告で表示させるかの設定をします。

最後にURLをグループの「名前」を入力し、「保存」をクリックすれば完了です。

自動広告の効果をレポートで確認する方法
せっかく自動広告を使うのであれば、設置後にしっかりと効果測定をして効果を検証することが大切です。
自動広告の効果はアドセンスのレポートで詳しく確認することができます。
アドセンスの管理画面から「広告設定」→「自動広告」を選択します。

「グラフのアイコン」をクリック

こちらの画面から自動広告による収益やクリック率など確認することが可能です。

以上、長々と書いてきましたがアドセンスの自動広告についてでした。
最後まで読んでいただき感謝!感謝!
コメントを残す